膝の何が痛むのか? ~膝関節における疼痛発生組織について
膝の痛みを考える 理学療法士にしても治療家にしても、膝が痛むという患者様と一生通じて1度も会わないことは、まずないと思います。それだけ、膝の痛みというのは私たちの業界にとって、ありふれた症状と言えます。 しかし、それらの…
膝の痛みを考える 理学療法士にしても治療家にしても、膝が痛むという患者様と一生通じて1度も会わないことは、まずないと思います。それだけ、膝の痛みというのは私たちの業界にとって、ありふれた症状と言えます。 しかし、それらの…
手部と足部は細かな骨が多く、解剖学の授業で苦手だったという人も多いのではないでしょうか。手部の複雑な構造は巧緻動作を可能にして、生活の様々な作業を可能にします。足部は歩行時に直接地面と接する唯一の部位です。その荷重を適切…
ここでは、これまでのパーキンソン病に関する記事で紐解いた書籍をいくつか紹介します。実際に読んでみた感想なので、これからパーキンソン病について調べたい人においても何らかの役に立つと思います。 パーキンソン病の診かた、治療の…
パーキンソン病とリハビリテーション これまでパーキンソン病の記事を続けてきて、その神経機能の原理をよく知ることで、リハビリテーションにおいてもより良いものができるのではないかと期待していました。今回はその私の最終目的であ…
パーキンソン病の4大徴候は運動障害について述べていますが、それ以外にも日常生活に大きな支障をきたす症状があります。パーキンソン病の早期は運動症状が中心ですが、症状が進むと自律神経障害が出現します。しかし、最初の病変が延髄…
はじめに パーキンソン病の4大徴候として「振戦」「筋固縮」「無動」「姿勢反射障害」があります。姿勢反射障害は、静的な座位や立位における問題から、歩行時や動作時の問題まで実際の臨床では幅広い症状が含まれます。前者には「腰折…
はじめに このパーキンソン病のシリーズ記事を書き始めたきっかけのひとつが、この姿勢障害の不思議さでした。前方、あるいは側方に大きく傾いた姿勢は生活する上であまりに非合理です。本人に傾いているのがわかるか尋ねると「わかる」…
はじめに 「固縮」は「痙縮」とともに筋緊張異常でよく聞く症状です。学生時代に痙縮は錐体路の障害、固縮は錐体外路の障害による症状と教わりました。痙縮は「折りたたみナイフ現象(ジャックナイフ現象)」と言い、持続的に動かしてい…
PT・OTを取り巻く転職環境 PT・OTの国家資格制度(理学療法士及び作業療法士法)が制定されたのが1965年(昭和40年)で、すでに半世紀が経過しています。その間にPT、OTともに増加の一途をたどっています。私が専門学…
4月から筋緊張のメカニズムについて3つの記事にまとめました。 〈参考記事〉 「筋緊張を考える」4月18日更新 「筋紡錘とゴルジ腱器官(筋緊張を考える②)」4月29日更新 「筋緊張を調整する中枢神経系(筋緊張を考える③)」…