パーキンソン病のリハビリ関連書籍(パーキンソン病のメカニズムとリハビリ⑬)
ここでは、これまでのパーキンソン病に関する記事で紐解いた書籍をいくつか紹介します。実際に読んでみた感想なので、これからパーキンソン病について調べたい人においても何らかの役に立つと思います。 パーキンソン病の診かた、治療の…
ここでは、これまでのパーキンソン病に関する記事で紐解いた書籍をいくつか紹介します。実際に読んでみた感想なので、これからパーキンソン病について調べたい人においても何らかの役に立つと思います。 パーキンソン病の診かた、治療の…
パーキンソン病とリハビリテーション これまでパーキンソン病の記事を続けてきて、その神経機能の原理をよく知ることで、リハビリテーションにおいてもより良いものができるのではないかと期待していました。今回はその私の最終目的であ…
パーキンソン病の4大徴候は運動障害について述べていますが、それ以外にも日常生活に大きな支障をきたす症状があります。パーキンソン病の早期は運動症状が中心ですが、症状が進むと自律神経障害が出現します。しかし、最初の病変が延髄…
はじめに パーキンソン病の4大徴候として「振戦」「筋固縮」「無動」「姿勢反射障害」があります。姿勢反射障害は、静的な座位や立位における問題から、歩行時や動作時の問題まで実際の臨床では幅広い症状が含まれます。前者には「腰折…
はじめに このパーキンソン病のシリーズ記事を書き始めたきっかけのひとつが、この姿勢障害の不思議さでした。前方、あるいは側方に大きく傾いた姿勢は生活する上であまりに非合理です。本人に傾いているのがわかるか尋ねると「わかる」…
はじめに 「固縮」は「痙縮」とともに筋緊張異常でよく聞く症状です。学生時代に痙縮は錐体路の障害、固縮は錐体外路の障害による症状と教わりました。痙縮は「折りたたみナイフ現象(ジャックナイフ現象)」と言い、持続的に動かしてい…
パーキンソン病の主要症状のうち、「動作緩慢」「筋固縮」「振戦」「姿勢反射障害」を四大徴候と呼びます(姿勢反射障害を除いて三大徴候と呼ぶこともあります)。 「動作緩慢」は臨床では「無動」「寡動」と呼ばれることも多いと思いま…
パーキンソン病は大脳基底核疾患(あるいは大脳基底核変性疾患)と区分されることもあり、パーキンソン病の症状を理解するには、まず大脳基底核をよく知ることが大切です。今回は大脳基底核についてなるべくわかりやすくまとめたいと思い…
パーキンソン病にレビー小体やα-シヌクレインが関連していることは、今までの記事を読んでいただくとよく分かると思います。ここで話が少し逸れますが、このレビー小体やα-シヌクレインと関わりが深い二つの疾患について触れたいと思…
研究が進んでいるパーキンソン病ですが、その原因については現在でもはっきり分かっていません。しかし病気が発生するまでの過程や、原因の手掛かりになるような発見はいくつかありました。 それは様々な角度からの知見であり、一見する…