大脳基底核の解剖学(パーキンソン病のメカニズムとリハビリ⑥)
パーキンソン病は大脳基底核疾患(あるいは大脳基底核変性疾患)と区分されることもあり、パーキンソン病の症状を理解するには、まず大脳基底核をよく知ることが大切です。今回は大脳基底核についてなるべくわかりやすくまとめたいと思い…
パーキンソン病は大脳基底核疾患(あるいは大脳基底核変性疾患)と区分されることもあり、パーキンソン病の症状を理解するには、まず大脳基底核をよく知ることが大切です。今回は大脳基底核についてなるべくわかりやすくまとめたいと思い…
セラピストや治療家にとって「解剖学」はまず最初に学ぶものです。養成校でも教材として購入したと思いますが、より深く勉強したいと思うと、それだけでは不十分だと思います。ここでは、実際に自分で使用しての実感をもとに、おすすめの…
パーキンソン病にレビー小体やα-シヌクレインが関連していることは、今までの記事を読んでいただくとよく分かると思います。ここで話が少し逸れますが、このレビー小体やα-シヌクレインと関わりが深い二つの疾患について触れたいと思…
研究が進んでいるパーキンソン病ですが、その原因については現在でもはっきり分かっていません。しかし病気が発生するまでの過程や、原因の手掛かりになるような発見はいくつかありました。 それは様々な角度からの知見であり、一見する…
現在、日本には約13万7千人のパーキンソン病患者がいるとされています1)。割合に直すと人口10万人あたり約100~150人です。発症は20~80歳代で報告がありますが、好発年齢は50~60歳代で、40歳未満の発症は若年性…